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個人再生の道のり(4) 再生委員決定 [連帯保証人(個人再生)]

個人再生の申立をすると、裁判所がその申立内容を精査するために、第三者の調査員を用意することがあります。
この調査員のことを「再生委員」と呼び、一般の弁護士さんの中から選任されます。
東京都だと自営業者の申立には100%、この再生委員がつくそうですが、埼玉はつかない確率が高いと専属弁護士さんは当初言っていました。

しかし私の場合は、この再生委員が選任されることになりました。
裁判所からその連絡がきたのは、11月16日。
申し立てから約半月後でした。

おそらく、私が実績の少ない自営業者であることが原因ではないかと弁護士さん。
実際は法人時代も今もやっていること(デザインの仕事)はまったく同じなので、約20年の事業歴なのですが、法人から抜けて個人事業主になってからの実績は2年。
社会から見ると独立したばかりの人、ということになるようです。


再生委員への費用は15万円。
予定外の出費が痛いです(T_T)

これを申立者が納付すると、具体的に再生委員による調査が始まります。
ちなみに再生委員がついたからと言って受理されやすいとは限らないそうです。
再生委員はあくまでも債権者・債務者どちらにもつかず中立な立場で現状を裁判所に報告する、という役割。
支払わなければ申し立てが保留となって止まってしまうので、選出が決定すればそれを拒否することはできません。
弁護士費用のほかにこの再生委員の15万円も、予定支出に組み入れておくべきでした。


裁判所から納付書が届き次第、11月22日、再生委員費用を振りこみました。
すると、早々に再生委員の弁護士さんから新たな宿題が出ました。

・10ヵ月間、主債務者に代わって返済したことの証明(代位弁済証書)
・直近2ヵ月の回収予定の売掛金明細(請求書控え)
・申立後2ヵ月間の通帳残高


再生委員となった弁護士さんの着眼点は、「清算価値」でした。
借金肩代わりしたなら、私から法人に対して「求償権」つまり「返してもらえるお金」があることになり、また回収予定の売掛金も資産に入れるべき、ということです。
至極もっともです。

再生委員の質問に対する回答書類を用意して、後日面談することになりました。


個人再生の道のり(5)に続きます。





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個人再生の道のり(3) 申し立て10日後 [連帯保証人(個人再生)]

●申し立て10日後に追加資料を求められる

個人再生申し立て(11/1)をしてから10日後に、裁判所の担当書記官から弁護士事務所へ質問が来ました。
申し立ては、とりあえず軌道に乗ったようです。

・今後の支出について
・子どもの進学について

これらの計画はどのように考えているかを教えてくださいという質問でした。

弁護士さんは、この質問の意図を、担当書記官に直接電話で確認したそうです。

「安定した収入があって貯金ができるくらいなら、債権者に返すべきだ」
こう考えているのか、
「安定した収入があって貯金をして子どもを進学させてもちゃんと返済できる」
ことを確認したいのか。

弁護士さんは書記官に尋ねてみて、後者だと判断しました。
弁護士さん:
「おそらく担当書記官の方は、お子さんの進学を気にかけているのでは。
借金がなくても、母子家庭で子どもを進学させるのは大変です。
再生計画が通ればこのようになって子どもを進学させることができます、と根拠を示せればよいのだと思います」


そして追加で用意した書類は、

・課税証明書
・さらに詳しい事業の実績と見込み(H27〜29.12月)
・就学支援等、手当の明細
・進学費用参考資料

これらをすぐに用意して回答としました。


“母子家庭で進学させるのは大変・・・”

確かに普通はそうでしょう。

でも。
我が家の場合は、離婚前の方がはるかに、はるかに!大変でした。
子ども2人だけでなく、金のかかるオットを、養っていましたから。

「離婚後の方が豊か」であることは、私がこのブログで綴ってきた回顧録を読んでもらえればよくご理解いただけると思うのですが、さすがに弁護士さんにも裁判所書記官にもブログのことを明かす勇気はありませんでした(笑)


個人再生の道のり(4)に続きます。





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個人再生の道のり(2) 準備〜申し立て [連帯保証人(個人再生)]

●個人再生を選んだ理由

倒産の危機に瀕した会社の救済策に「民事再生」という法制度があります。
それの個人版が、「個人再生」です。
(ちなみに個人再生には「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の2種類があり、サラリーマンの方はどちらを選んでもよいのですが、私の場合は自営業者なので「小規模個人再生」以外は選べません。)

借金の額・清算価値・今後の見通し、これらを見比べて自分にとってもっとも経済的にも精神的にもダメージが少ないと判断したのが、個人再生です。
ローンの残る住宅に住んでおり、それを売却しても借金が返せない。
そのほかにも売却できるような資産がない。
だけど少しずつなら安定して返済できる見込みがある。
そのような人の救済策です。

一応、自己破産パターンも弁護士さんと試算してみました。
これだと確かに全額借金が消えますが、自宅は手放すことになります。
借金から解放されるまでの期間は圧倒的に早いですが、その後は子どもたちと3人で生活するための手頃な賃貸住宅を探すことから始めなければなりません。
おそらくその賃貸の住居は、広さや使い勝手など現在よりも不便を感じるものとなるでしょう。
今の家がそんなに素晴らしいわけではないですが、14年間住んできた心地よい空間であり、近隣の友人関係にも恵まれ、快適に暮らしてきました。
もし自己破産して借金がなくなったとしても、毎日慣れない住まいに不満を感じながら過ごすのはとんでもなく人生の損失だと思うのです。
苦労を考えると見合わないと私は思いました。

それに主債務者は無傷で連帯保証人だけが生活激変なんて理不尽すぎ。
法を味方にした自己防衛手段でありささやかな反撃が「個人再生」というわけです。
(でももし債務が億単位だったら自己破産を選んでいたでしょうね〜)
離婚して2年、連帯債務は想定内。
今はもう、元オットのことは恨んではいません。
しかし生活環境を変えると、毎日思い出しては恨んでしまいそうです。
だから生活環境は変えず、支払うものは払って、過去にとらわれずきれいさっぱりしたい。

9月に弁護士事務所に正式依頼をし、申し立ての準備が始まりました。

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